PC 電源ユニット
PC 電源ユニット
パソコンの電源ユニットを交換しました。できるだけ現在のものとサイズをほぼ同等で、容量の大きい物で、コストパフォーマンスの良いものを探しました。選び方や取り付け方などを書いていますので、誰かの役に立てば幸いです。
電源ユニット 故障
PC使用中に突然電源が落ちる。
こんな現象が頻繁に起こるようになりました。特に他の家電などのスイッチを入れるとかのタイミングではなく、パソコンを操作中に突然落ちてしまうのです。3Dグラフィックスのゲームの最中とか、ビデオ編集中とか、特にPCに高負荷をかけているわけでもないのに。
念のためコンセントの電圧を測ってみると102.5Vと特に低いこともありませんでした。
落ちてすぐに電源ボタンを押しても、反応せず、一度本体の電源コードを抜き差ししたあとならボタンオンにすると、電源が入り、何事もなかったように起動します。
このことからユニット自体の故障(寿命)の可能性が大きいと考えました。
電源ユニット 寿命
このPCはもともとAcer Aspire M5100という製品でした。 その製品をマザーボードを交換し、、メモリを追加し、グラフィックカードを追加して、自作機と化してます。 購入時のまま使っているのは、CPUとHDDと電源ユニットと筐体くらいです。 さかのぼってみるとこのPCを購入したのは2008年10月ですので、ほぼ6年使っているわけです。 その間PCの仕様は WindowsVista(32ビット) から Windows7(32ビット) から Windows8.1(64ビット) なので、そろそろ寿命かなと思い、今回電源ユニットを交換してみようと思いつきました。 |
下の左上が元々の電源ユニット |
電源ユニット 選び方
最初、はグラフィックスカードも交換しているので、250Wは心もとないと思い大容量のものにするということは、当然ユニットのサイズも大きくなると思い、電源ユニット付きの筐体の購入を考えました。
電源ユニットが大きくなる==>筐体も大きくなると考えていました。
そして値段も 筐体+電源ユニット となり高くなっていきました。予算的には1万円以内に抑えたかったので、イロイロ探しているうちに今より大きな容量で、サイズもほぼ同じという製品を、筐体付きではない単体の製品をAMAZONのサイトで見つけ出すことが出来ました。
現行の電源ユニットATX-250PAという250W仕様でサイズは
高さ:87mm
奥行:141mm
幅:150mm
です。
新しい製品オウルテックのAU-400は400W仕様でサイズは
高さ:86mm
奥行:140mm
幅:150mm
ほぼ同等ですので、これならなんとか無理をすれば(1mm違えばネジ穴もずれるので)現行の筐体に取り付けられるだろうと重い購入しました。
AMAZONのサイトに載っている商品サイズは、箱の大きさを記述してあるので、メーカーのページから、製品サイズを拾い出しました。上のように1mm程度の差であることがわかりましたので、購入に踏み切りました。
このオウルテックのAURUM SERIESは
- 80PLUS GOLD 認証
- HASWELL対応
- 新製品交換3年間保障
などがついていて将来とも安心です。
電源ユニット 交換
ユニットの 交換そのものは、蓋を外し、マザーボードから旧ユニットのATX電源系コードを外し、HDDやBD-RE装置の電源コネクタを取り外し、新しいユニットを同じ位置にちょっと強引に押し込みました。その後は逆に各装置の電源コネクタをつけていきました。交換そのものは非常に簡単でしたが、念のため、旧ユニットを外す前の各コネクタの写真をとっておきました。今は手軽にスマフォなどで写真をとれるので、ちょっとメモ代わりに写真をとっておいたほうが何かの時に役に立ちます。
下の写真の左上の部分が新しいユニット部分、見た目はうまく挿入できました。
実際に取り付けてみると、下の写真のように4箇所のビスは位置がずれるので、2箇所のみで固定できたのでこれで実用上問題無いと思います。
このように2箇所ネジで固定して使ってます。
このオウルテックのAURUM SERIESはケーブルも以前のような細い線をただ束ねただけのものではなく、各系統ごとに特殊な布で覆ってあり、空気の流れをスムーズになるような工夫がなされています。サイズも同じで400W,500W,600W,700Wまであります。(ただ予算から400Wを選択しました)
このユニットに変えてからは突然の電源落ちは発生しなくなりました。やはり電源ユニットが故障(寿命?)していたものと思います。これでまたPCの寿命を伸ばすことが出来ました。
このように、設置場所さえあれば、少しゆったり目の筐体で、PCパーツを交換していくのも楽しみの一つになりました。少しずつ部品を交換するので、お金の面でも、負担している感は低く感じます。
今はネットで、細かな仕様も手に入るので、自作PCニ挑戦するのも面白いと思います。